アンデス山脈が支えるコーヒー栽培の文化

フラワリーで豊かな香りと芳醇なコク、軽く心地よい酸味とやわらかな甘みを後味に感じます
他の中南米産と比べると香り高くややボディ感に優れているのが特長
ほどよい苦味と酸味とコクのバランスが取れたマイルドな味わいです

同じアンデス山脈で有名なコロンビア南部ナリーニョ県と似た気候であることもコーヒー栽培に適し、良質な豆が生産される条件が揃っている地域です
生産地のインバブーラ県はエクアドルの北部に位置しコロンビアの国境に近い位置にあります
標高が高い地域での栽培であることから寒暖差が大きく、実が引き締まり深みのあるコクが生まれます

一方で赤道直下に位置するためコーヒー豆と一緒にバナナやココアを栽培し、それらの木々がシェイドツリーとして必要以上の太陽光を遮る重要な役割を果たしています
これは『森林農法』と呼ばれるエクアドルでは伝統的な農業方法です

精選を丁寧に行いスクリーン選別も大粒に揃えた結果、品質が向上しQグレード85点という高得点を獲得
メジャーになりつつある注目のエクアドルコーヒーです

香り　★★★★☆
コク　★★★☆☆
酸味　★★☆☆☆
苦味　★★★☆☆
甘味　★★☆☆☆